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令和4年度8月

大阪府豊能町で起きた遺産相続に絡む不審死、所在不明ーー40億円以上の遺産、事件屋の存在

この重大疑惑が発覚したのは、大阪府外に住むU氏(40代)が、長らく音信不通だった両親の安否を確認するため、2018年11月29日、大阪府豊能郡豊能町役場で戸籍謄本を取ったところ、彼の父親であるK氏が死亡していたことを知ったのが契機になっている。
元々、父・K氏は採石等が盛んな大阪府北部のこの豊能町に広大な土地財産(推定32万u。40億円以上とも)を所有していた資産家。そして、無償でその土地の一部を地域の者に貸すなどなかなかの人格者だったという。
その父・K氏が死亡していたにも拘わらず、いくら疎遠にしていたとはいえ一族側からU氏には一切の連絡は無かった。そして、財産分与の話も無かった。
それでも人伝に知り、父・K氏の死に不信感を持ったU氏、独自に調べてみると驚くべきことがわかったという。
すべての土地財産が「金野」なるまったくの他人の名義となり、一部はさらに転売に。また、関西不動産大手「阪神住建」の大規模太陽光発電施設に利用されるなどしていたのだ。
この金野氏を知る者によれば、彼はバブル時代から不動産業を営む反面、「地面師」として有名だったという。そして、この豊能町の広大な土地にも目を付けていたようで、すでに1999年には後見人的立場でU氏の祖母にも接近していたようだという。
そして2003年、その祖母の死去により、息子の前出K氏と、叔母のS子に財産が相続された。だが、この相続に何と前出・金野氏が関与。相続権を持つK氏とS子氏は、金野氏に騙されて委任状を書かされていたという。

また、K氏とS子が財産を相続したころから、K氏の妻・T子の持病(人格障害)が悪化。身勝手な性格のK氏の長女・M子、ヤクザとつきあい薬物使用していた次女・A子により、同居していた前出S子への虐待が始まったようだ。そして09年2月26日、S子が自宅浴槽内で溺死するという不審死が発生する。
U氏の調査等により、この同居の間、以下の事実が判明している。

07年12月 T子とM子がS子の土地の一部を勝手に売却。
08年1月 S子の個人口座から無断でT子、M子が現金出金。
08年3月 T子がS子の別の土地の一部売却で売却益一人占め。
(同)  S子の個人口座から無断でT子、M子が再度出金。
(同)  M子がK氏から書類と財物を盗む。
08年10月 リフォームと墓石購入でS子2000万円損失。
09年1月 S子の個人口座から無断でT子、M子が再再度出金。
09年2月 26日、S子が風呂場で溺死したことは前述した。S子はこの時、入浴を拒否したにも拘わらず、次女A子が強要していたという(U氏も当時、同居していて目撃)。
09年3月 S子からの相続を、相続人が放棄。書類上、そうなっていたためで、後に訴訟になっている。
(同)  S子の個人口座からまた、T子とM子が出金。
09年5月 29日、K氏が浴槽にて溺死寸前になるが、千里救命センターに搬送され一命を取り留める。後に認知症の診断を受けていることを確認。

このK氏の溺死寸前の事故(事件)以降、T子、M子、金野氏のやりたい放題。
K氏の所有物はT子とM子に渡り、それを金野氏が取り込むという構図で、K氏の財産はなくなり、金野氏の資産は増えていったと思われる。

09年10月 M子が会社設立。
10年5月 T子がS子のJA預金口座を無断で解約し、残金600万円をK氏のJA預金口座への送金手続きを行い、後にその金の一部500万円を他に送金。
10年6月 T子がS子ゆうちょ銀行口座を無断で解約し170万円を取得。

一方、T子とM子、金野氏は、K氏の印鑑証明を何十枚も取得。土地財産の名義移転や売却等を数年間(09年10月から18年12月まで)繰り返し行った。

19年5月 3日、K氏が肝硬変で死去。M子が一人で火葬手続きを行った。
19年10月 29日、K氏の死亡報告がなされる。
19年11月 11日、K氏の残された財産のすべての相続をT子に登記。この手続きをしたのは金野氏。
(同)  29日、U氏が父親の死亡を確認。
20年6月 3日、T子のK氏からの相続財産のほとんどが、金野氏名義に移転。
20年8月 24日、T子は太陽光発電設備の権利を金野氏に移転。
20年11月 2日、T子は京都の自宅の権利を金野氏に移転。

 不思議なことに、2017年以降のこれらT子によるとされる手続きは、T子が不在のなかで行われている。U氏も母親のT子に連絡が取れない状況で現在に至っている。
そして、金野氏に近い人物は、金野氏から「40億円ほどいわしたわ」という話を聞いたという。
ここでもう1つの貴重な情報を。
K氏所有だった土地は32万uと冒頭で述べたが、叔母の前出・S氏(K氏と兄妹)も7万uほど所有。この計約40万uの移転登記を、こうして見て来たような経緯があるにも拘わらず、何の疑いも抱かず進めた豊能町役場に問題はないのだろうか?
実はこの広大な土地の所有者になった金野氏、20年以上も前に発生し未だ解決していない、豊能町の焼却炉から出た高濃度ダイオキシン事件にも関わっていたという。
「そのダイオキシン含有物を1億数千万円で処理するとの話で予算を都合した豊能町だったが、兵庫県加古川市の処理業者にたった数百万円で委託しようとしたのが金野氏だったのです。
当然のことながら、加古川市の処理業者はそんな金額では無理と拒否し、ダイオキシン含有物は豊能町に返却された。そして、現在も旧保育所を含む町内3箇所で保管されています」(事情通)
この件、未だ真相は闇のなかだし、その闇は相当に深いようだ。

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