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平成32年度10月

上場廃止の「Nuts」で――新人相手に煽るだけでなく、損切りさえするなと指導していた「ウルフ村田」

著名な株式トレーダーともいわれる「ウルフ村田」。
そういうわけで、仕手株の「煽り屋」としては知っていたが、今回、ただ煽るだけでなく、仕手筋の売り逃げに協力してのことではないか? 「損切りした方がいいのではないでしょうか?」と相談する株投資の新人に対し、「再度上がるから」などといって、損切れをさせないように“指導”していたことがわかったので報じる。
この銘柄は「Nuts」。
本紙では17年11月、ウルフ村田はインサイダー情報を得ているのではないかとの記事を書いたこともある銘柄だ。
このウルフ村田、余りに露骨な煽り行為に、もはやある程度以上の株投資経験を積んだ者は見向きしないので、最近は株式投資の素人にターゲットを絞っているようだ。
ネット上での大々的な宣伝、それに東大卒などの肩書が効いてか、新人のなかには彼女のツイッター情報などを参考にするだけでなく、彼女のセミナー、その後のオフ会にも参加したり、「月刊ウルフ」に入会し、結果、ある意味、“洗脳”され忠実に株式投資をするだけになおさら問題は深刻ともいえる。
それでも「騙される方が悪い」との見方もあることはわかるが、“授業料”まで取っておいて、仕手株に嵌め込むのが事実であれば、それはもはや犯罪といってもいいのではないだろうか。
以下は、つい最近上場廃止になり、事件化も必至と見られる「Nuts」銘柄で完全に嵌め込まれ、全財産をほぼ失ったという株式投資新人からの報告だ。

 なお、東京在住のこのA氏、「ウルフ村田」には有料で株投資指南を受け、そのやりとりの証拠の記録も多数保有している。
本紙はその情報提供を受け、彼女の責任は重いと判断したので報じている。
ただし、A氏はいろいろ調べたところ、彼女の後ろには反社会勢力が付いていると見ており、自分と特定された場合、命の危険性もあるとして現段階ではその証拠の記録は公開しないで欲しいとのことなので、その点はご容赦いただきたい。(*また、ウルフ村田とのやりとりなど、一部デフォルメしてもいます)
なお、Nuts銘柄とウルフ村田との関係には証券取引等監視委員会(SESC)も関心を持ち情報収集をしている模様だ。
A氏によれば、ウルフ村田のセミナー(オンラインも含む)、その後のオフ会にも頻繁に参加。そして食事を一緒にして面識を持ち、ウルフ村田と個人的にメールのやり取りもしていた。
Nuts株に関しては、セミナーの後のオフ会で、「いまから上げる!」と、自分自身もそうだが、別に専門の上げていくグループがいることをいわれ、「10倍にはなる!」と勧められ、ほぼ全財産の約6000万円をつぎ込んだ。
その時期は、ウルフ村田が、自分のツイッターなどでNuts株が医療のIRが出て株価がぶっ飛ぶといっていた時期、すなわち17年夏のことだ。
実際、17年10月27日、Nutsは「医療関連事業への新規参入と子会社設立」に関するIRを出すものの、その後、なかなか具体的な事業に向けての動きは出ず株価は下がる一方。17年のピーク365円から18年中下がり続け100円割れ。ところが19年2月8日、後にまったくというほど架空だったことが判明するが、前年比売上高約10倍といった「平成31年3月期業績予想」につきIRが出たことで、株価は200円以上に持ち直すものの、その後は下がる一方。
 そこで、A氏はウルフ村田に損切りの相談をする。
19年8月ごろのことだ。
だが、ウルフ村田は「豆」という隠語を使い、「もっと上がる!」、「寝かせておけばいい」どころか、「いま安いから追加で買え」と指導。また、オンラインセミナーでは上がらなかったら「全裸になる」「自殺する」旨までいうものだから、A氏は信じて損切りせず。
だが、株価はその後もひたすら下がり続け、19年末には再び100円を割る始末。
だが、それでもなおウルフ村田は「豆はここから(上がる)」、自分がつるんでいると思われる大株主だった「イブキ(=イブキ・ジャパン・ファンド)は売らないよ」という始末。
そして、ついには今年2月にはSESCがNutsに強制調査に入り株価は20円台にまで暴落。
ここに至り、さすがにA氏は怒りが込み上げ、
「3年前に高値で買わされ、以来、ずーと苦しめられ、これはどういうことですか!?」旨メールすると、ウルフ村田に「何度も売る機会はあったのに、逃げないんだから!」と逆切れされる有様。
そこで、A氏はこれまでのウルフ村田とのやり取り、すなわち、「また上がるから売るな!」旨の証拠画像を送る。が、以降、ウルフ村田からは一切返事はないという。
現在、A氏は自分のような被害者が新たに出て欲しくないと民事訴訟を検討している。










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